マスクをつけろと言ったら足蹴り…韓国人男性の人種差別被害相次ぐ

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米ニューヨークで韓国人男性の人種差別被害事件が相次いで発生した。 CBSとNBC系列の地域放送局は12日(現地時間)、ニューヨーク州オールバニー市の韓国人店舗で、客として来た黒人男性が韓国人男性従業員に暴行を加えたと報じた。

同日、在米韓国人女性のジェシー・パク氏が経営する美容用品店で、従業員キム・ヨンレ氏(27)が黒人男性客に暴行された。 コロナ19の拡散で、売場内のマスク着用が義務だと説明したが、事故に遭った。 キムさんは現地メディアとのインタビューで、「マスクをつけろと言ったら暴行を受けた」と説明した。

女性一行とともに売場を訪れた黒人男性は、マスクの着用を勧めるキムさんに「お前の国へ帰れ」と唾を吐いたという。 これに対し、キムさんは黒人男性に売場から出て行くよう求めたが、キムさんは「お前らのせいでマスクをしない」と言って、キムさんを殴った。

店舗の防犯カメラには、黒人男性がキムさんの顔に拳を振り回し、腹部を足で蹴る姿が録画された。 暴行の衝撃で倒れたキムさんは、鼻の骨を骨折した。 暴行事件が発生すると、黒人男性の一行と見られる女性が近づいてきて、キムさんのことを探っているように見えたが、すぐに男性について売り場を後にした。

事件が起きた後、キムさんは「我々も地域社会の一員だ。 自分には(コロナ19で)社員と顧客を保護する責任がある」と述べた。 続いて「残念なことだが、他の顧客はほとんどマスク指針に従っている」と付け加えた。 地元警察は、防犯カメラの映像をもとに容疑者を追っている。

翌日、ニューヨーク市クイーンズのあるコンビニエンスストアでも、韓国人男性が人種差別の被害を受けた。 13日夜、クイーンズベイサイド地域のセブンイレブンを訪れたクォンさんは、正体不明の白人男性に人種差別的な暴言とともに暴行を受けた。

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クォンさんは自身のフェイスブックで、「おやつを買いにコンビニに行ったら、ある白人男性が東洋系客に人種差別的な発言をしていた」と明らかにした。

白人男性は「お前らのせいでコロナ19が広がった」「汚らしい移民たち」などと言って、嫌悪人種差別を繰り返した。 悔しさのあまりクォンさんは彼を呼び止めた。 すると、つかつか近づいてきた白人男性は暴言を浴びせかけ、クォンさんを脅した。 品物と食べ物をばらまいて売場の中をめちゃくちゃにした。

クォンさんの撮影事実に気付いてからは、さらに激しく暴力を振るった。 クォンさんを激しく捕まえて押した後、地面に投げ捨て、「グック」とからかった。 「グック(Gook)」とは、東南アジアの西岸を指す人種差別的な俗語だ。

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正体不明の白人男性からひどい目にあったクォンさんは、売場の職員と一緒に警察に通報の電話をかけた。 警察はこの事件を「嫌がらせ事件」として受け止めているだけだ。 NYPDは通報を受け付けた事実を公式に確認した。

コロナ19事態以後、西洋圏では東洋系を狙ったヘイト犯罪が相次いでいる。 アジア・パシフィック政策企画委員会(A3PCON)と肯定的な行動のための中国人(CAA)のデータを総合すると、5月17日現在まで米全域で1710件の被害事例が寄せられている。 このうち、韓国系被害は17%に上る。

今年3月、ニューヨーク・マンハッタンの中心地でも、韓国人女子生徒が「ウイルス」という侮辱を受け、暴行を受け、ニューヨーク州知事まで出て徹底した調査を指示している。 同月27日には、テキサスのある大学で韓国人留学生が白人男子学生に銃器警告を受け、論議が起こった。

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Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ